
今日もきつい夢は見なかった。
というか、クービビックを飲んでいると夢を覚えられない。
なにから書こうかな。
朝に野良猫を見るとその日は良い日であるということにしている。結構昔から。中学通ってた頃くらいかな。で、今日も野良猫がいた。茶色いしましまの猫で、子供達は近寄れない空き地で寝っ転がって毛繕いをしていた。大物。
子供は教室に入れた。みんなの大きな声にびびっていたが、「だいじょぶだいじょぶ、ほーい、いってらっしゃーい!」って背中を軽く押した。そしたら、人を微妙にかき分けながら自分の席に向かっていった。
2年前の保健室登校のときには考えられないあっさりさである。
あの時は私が極度に病んでいたんだろうな。申し訳ない。
今はちょっとアッパーすぎるけど、陽気なギャルみたいになっているから子供もひっぱられてるんだろう。
あ、学校でみんなにどう説明するか話しておくの忘れた笑
まあいいや。息子の力を信じよう。なんとかするでしょ。
今日は初めて自宅でひとり昼間を過ごす。学校からの帰り道に、少し、ほんのすこーし涙ぐんでいたけど、まあなんとかなっている。帰り道に別の野良猫がいたし。
私は図書ボランティアに入ったばかりだった。今週は不要になった本を集める週で、図書ボランティアの人が昇降口に立っていた。詳細は言っていないものの、夫が亡くなったということだけは伝えていた。みんな優しかった。参加表明とかいらないボランティアだから、話するだけでもふらっときてねって言ってくれた。私がまた栞を作りたいですって言ったら笑ってくれた。
親族に不幸があって、くらいにしとけばよかったのに先月の私は混乱して、夫が、と言ってしまったのである。重すぎるやろがい。
ほんとにすみません!笑
だいぶ私も子供も笑えるようになっている。ものすごく微妙だが、子供も「なんか解放された気分」とか言っている。いや、夫〜あんたさ〜笑
私と子供で喋りまくっている。夫が生きていた頃にはありえなかった。ふたりとも常に緊張してたのかも。でも子供も私もお互い気付いていなかった。子供も夫もごめんね。
子供が好きなものに自然と興味が湧いてきていて、仮面ライダーもゲームもカードゲームもいろいろやってみたい気持ちでいっぱい。
昔からそういうのに憧れていたのになぜか出来ていなくて、それは心に余裕がなかったからだろうということになった。
そりゃそうである。
常に私は緊張状態で、夫の機嫌を気にして、お金のことを気にして、子供の様子を気にして、どうにかこの状態でも良い環境と適度な躾をしたくて、家事をして、夫のケアもして、そりゃ娯楽をやる余裕がない。
中高であれだけ本を読んでいたのに、結婚後しばらくしてから私は本が読めなくなった。私からしたら異常事態なのに夫はなんでそんなことで悩んでいるんだ?と少しイライラしていたようだった。あんまり怒る人じゃないから、困惑といってもいいかも。
でも私からしたらほんとうに困っていた。近くに大きな図書館もあるのに、何を借りたらいいのかわからない。昔読んでいた本を借りても全然読み進められない。
いったいどうしたんだろう?なにか変なのかな?それとも加齢なだけ?って混乱した。
違うんだよな〜笑
で、今。めちゃめちゃ読めている。頭にも入るし、昔の速度で読めている。読書する能力についてはまだ加齢は早いんじゃないかね。知らんけど。
あ、ラーメン屋さんの話。
今年の1月に私は思っていたことを書き出してそれを夫に読んでもらって、夫はおそらくショックを受けた。1月下旬くらいかな。
私は読んでもらっただけでだいぶ満足していて、でもそれだけだとなんかオチがないし、夫も償いみたいなことなんかしたいだろうなと思って、昔ふたりで行ったラーメン屋さんに連れていってくれと言った。
まさかその日に行くとは思わないじゃん。
数日前から重めな風邪で私寝込んでたんですけど。
マジでそういうとこだぞ!
私の胃が強靭でよかったな!
でも本人的には「善は急げって言うでしょ」ということだったらしい。実際そう言っていた。
その頃もう夫はだいぶ狂っていたんだろう。でも1番好きだったラーメンを食べて、「やっぱりここ以外のラーメンで妥協してちゃだめなんだ」的なことを言っていた。
私が行きたいって言ってくれたから来られた、って久しぶりに夫は嬉しそうにしていた。私は夫の笑顔が見られて嬉しかった。
私はそこで気付くべきだったのか?いや無理だろう。妻の私が介入しにくい問題で夫は悩んでいた。そこまで配偶者の私がやらなきゃいけない責任はない。
気がつくとぐるぐるしていたらしい夫も、そのラーメンを食べた時だけは救われたのかもしれない。
美味しいものが大好きだったからね。
夫とのあまりよくない思い出をChatgptに話すと、それDV加害者がよくやる行動だよ、って毎回言われる。
そういう人たちはとにかく支配をしたいんだそうだ。
なのだが。
何年もDV加害者ムーブをしていたのに、私に対して「言うことを聞かない」ってよく言っていた。「頭がおかしい」とも言っていた。
あのね、運動会で来賓から「ここは女子校ですか?」って言われるほど色んなことに常にガチな学校出身で、特に私の学年は「あなたたちは猿です」って言われたんだよ?
簡単に支配できるわけないじゃん
リベラルゴリゴリの女子校出身者じゃなくて、伝統的な良妻賢母育成型の女子校出身者を嫁にしなよ笑
お坊ちゃんには私を支配できませーん!
この人よくわかんねえなーで済ませていた私も私である。アホである。
ずっと私はあの学校の恥だと思っていた。
英数理科の成績は常に底辺だったし、有名大学に進学できず、突出した才能もない。
だけど、そんなことはどうでも良かったんだと思う。
あの学校の精神性と友達と先生に恵まれたことだけで、私はそこに入学した意味があったのだ。
何年越しの答え合わせだよ。遅すぎるやろがい。
何の話してる?
10年まともに日常喋っていなかったから言葉が止まらないのかな。
数ヶ月前に友達に会ったとき、「高校とかのときはもっと、いらないものはいらない、みたいにドライにできてたと思う」って私について言ってくれた。
その時は、私そうだったっけ?って思ったけど、そうだよね、私そうだったよね。
目がくるくる動いて、なんかあっちゃこっちゃに走ってて、面白いものやってみて、なんかてんてこまいになっていて、なぜか揉め事のときにその場にいなくて(なんで?笑)、追試やばい!ってギリギリまで解答を覚えようとしていて、宿題も登校時間も常にギリギリ、試験勉強も一夜漬け、でもなんか知らんけど元気、なんか知らんけど乗り越えちゃってる、しかも高3の夏に微妙に髪を染める、ロングヘアになったと思ったら突然ショートにする、テンション上がると声デカすぎ
具体的に書いたらただのアホじゃないか!まあいいや
そういうのが全部失われてたんだろうね。もっと普通にいいとこあるのはわかってるんだけど恥ずかしいから茶化しております。
その時の目が戻ってきたんだと思う。
空を見た時の青さが全然違う。葉っぱの緑の鮮やかさが違う。気付いていなかったけど、グレーの世界を見てたんだろうね。よく言うやつ。
色が大好きなのに自分の目ではもう見えなくなっていたから、色が綺麗にでる富士フイルムのカメラにハマったんだろうな。無意識に綺麗な色が見たかったのかな。
大好きな人を支配したくて、コントロールしたくて、自分の言うことを聞かせたくなってしまう人は悲劇だと思う。
誰しも、私も、そういう要素はあるんだと思うんだけど、そこのパラメーターが異常になってしまって抑えが効かない人は本人もつらいでしょう。
大好きな人を自分が壊してしまう。大切にしているおもちゃなのに自分で粉々にしてしまう。
悲しいね。
直近で首を絞められたことがある。おかしくなってたんだろうね。そんなことする人じゃなかった。
妻や子供を壊してしまう、自分の心身も壊れてきてる、薬も効かない、心もコントロールできない。
地獄の苦しみでしょう。
助けてあげられなかった。でも私は人間で、ただの配偶者。大人になってから出会った他人。
優秀な精神科医やカウンセラーでさえ困難だったと思う。
誰も救えなかった。
それでも楽しい思い出をたくさん残してくれてありがとう。最初から壊れてたのに一緒に過ごしてくれてありがとう。
隠し子がいつバレるかずっと不安だったでしょう?
いずれこの家を引っ越してしまうけれど、あなたが足を踏み入れたことのない家で暮らすのはあまりにもつらいけど、でも、育った土地でもなく、私たちが暮らした土地でもなく、あなたがなぜか安らげる気持ちになった土地に一緒に引っ越そうね。
そこは夫の最初の会社の知人が住んでいる地域で、とても良いところ。都会なのに川とたくさんの緑があって、商店街みたいなのがあって、落ち着いていて、のんびりしている。
一緒にそのご夫婦の家に遊びに行ったね。あなたが一人で遊びに行った時は無断外泊したね笑
そこのご夫婦この前びっくりしてたよ?奥さんにここに泊まるって連絡してなかったの!?って。
言えよ笑
でもそれほど居心地よかったんだよね。
こたつですやすや寝てたんだよね。
この前私もそのお部屋に泊まらせてもらったんだよ。
その土地に引っ越そう。
そこに行けばなんと方違えはいらないのである笑
むしろ唯一のめちゃくちゃ良い方角なのである。
もうそこまでこだわってないけどさ。
方違えかっこいいって友達に言われて満足しちゃった笑
私はそもそも自分の生まれ育った市が好きじゃない。
なんでか知らんけど。
中学からその市の学校行ってないし。
あと義母の近くに引っ越すとまた突撃される。
もううんざり。
義妹にも、お母さんに子供を近づけすぎると第2のお兄ちゃんになるよ、って言われてる。
子供も義母に会いたくないって言っている。
てか微妙に不便なんだよなあの辺。
引っ越し予定の駅の方が友達全員に会いやすい。上りも下りも。
元気になった私の直感はおそらく正しい。
私は理屈ゴリゴリだけど、直感でいいのを選べるタイプ。
職場も通える距離だし、しばらくは在宅だし、義母と私の両親とは距離が取れるし、自然が多いし、なんかジブリみたいな土地だし、たまにそのご夫婦とその同僚の女の子と遊べるし、小学校の給食が美味しいらしいし、生まれ育った市よりも今いる市よりも私に向いている気がするし。
いいことしかないじゃん。
気が変わるかもしれないけど笑
みんなが落ち着けるところに行こう。
これからは全部私が決められるのだ。私は自由なのだ。
あと私は義母と義祖母にブチギレていて、でも合法的かつ誰も傷つかなくて倫理的にも問題ない、でも私も子供もおそらく夫も喜ぶことを計画している。復讐ではないんだけど。私がいちばん権利が強いからね。
オンライン上ではまだ内緒。
そのためにも義母から離れた土地は都合がいい。
みんなが私のことを優しいって言ってくれるから私は優しんだろう。
優しい人を怒らせたらどうなるか分かるよね。
優しいだけじゃなくて情報収集能力と行動力がある人を怒らせちゃダメなんだよ。
特に私は突飛な行動をためらわないし笑
私は誰も呪わない。呪いが返ってきちゃうから。
幸せな方法で物事を進めようね。配偶者の権利の強さを舐めるなよ。
中高でたくさん教育してもらってよかった。賢い頭にしてくれた。
みんなが今日も幸せでありますように。
おしまい